東日本大震災で未曾有の津波被害があった宮城県南三陸商工会へ
宮城県商工会連合会・東京都商工会連合会のご協力のもと7月8日・
9日の両日、当商工会職員1名、東京都商工会連合会職員4名、合計
5名で支援物資を搬送しました。
8日は当商工会で使用していたワンボックスカー、あきる野商工会で
使用していた軽自動車・普通自動車計3台の寄贈車と別車両1台の
合計4台に分かれ、第1便が午前5時。第2便が午前9時30分に出発。
午後6時頃、南三陸町の西隣にある登米市に到着。
翌日午前9時に出発し、約1時間で南三陸商工会に到着。6月下旬に
建てられた仮事務所において須藤弥代治会長、佐々木守事務局長の
出迎えを受け、車両3台、デスクトップ゚パソコン2台、ブルーシート、ガラ
袋、ハエ取りリボン、殺虫剤、ペットボトル(水・お茶)等の支援物資と
寄贈車に添付する名入りステッカーを無事にお届けしました。
6月下旬に建てたばかりの南三陸商工会仮事務所
“絆 がんばろう!南三陸町”と書かれた車両ステッカー贈呈
左奥が南三陸商工会の須藤弥代治会長。
南三陸商工会へ寄贈したワンボックスカー
ブルーシート・殺虫剤・ペットボトル(水・茶)等の支援物資
お届け後、町の中心地である志津川地区を視察。約16mの大津波があ
ったこの地区の建物は全て流失し、4か月経った今でも瓦礫の片付けも
ほとんどままならない悲惨な状況でした。
お昼前に南三陸町を出発。午後9時に無事帰還しました。
志津川にある南三陸商工会本所。
事務所は跡形も無く全て流出。
鉄骨だけが残された、南三陸町防災庁舎。
奥は公立志津川病院。2階部分に漁船が乗り上げたまま。
復興には長い年月が必要となりますが、商工会として一丸となって
積極的支援をし続けなければならないと再認識しました。